今年のスギ花粉、飛散量が多い都道府県はどこ? 山梨県と鹿児島県は期間が長い!?
環境省から発表された「平成28年春における都道府県別スギ花粉の飛散ピーク時期予測」。今年のスギ花粉、注意すべき都道府県はどこ!?
今年スギ花粉が1番多いと予測されるのは群馬県
平成27年のスギ花粉実測において最も飛散量が多かった県は岩手県、山形県、茨城県でしたが、今年の予測で1番多いとされているのは群馬県。
群馬県に続いて、愛媛県、茨城県、高知県が並んでいます。
日本のスギ花粉 ピーク時期は3月上旬
スギ花粉の飛散予想は、 “飛散量が多い” とされる1日あたり30個/cm2以上の飛散を基準にまとめられており、飛散量が最も多い時期を “ピーク時期” としています。
2月中旬から4月中旬にかけて飛散が多いとされる中、飛散量が最も多い “ピーク時期” が1番多いのが3月上旬。北海道と沖縄を除く21の都道府県において、3月上旬がピーク時期となっています。
次いで多いのが2月下旬。埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨の関東5県と、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の九州7県におけるスギ花粉のピーク時期が2月下旬とされています。
スギ花粉が飛散する期間 山梨県と鹿児島県は他の都道府県と比べて長い?
飛散量が多いと予測される期間が1ヶ月から1ヶ月半という都道府県が多い中、他より期間が長く飛散が2ヶ月続く都道府県もありました。
最も飛散量が多い “ピーク時期” は、山梨県、鹿児島県ともに2月下旬ですが、飛散量が多い期間は2月下旬から4月上旬までと、他の都道府県と比較するとこの2県のみ期間が長いようです。
環境省が発表するスギ花粉飛散予測、次回となる第3報は2月中旬頃。
参照元:環境省 平成28年 春の花粉飛散予測 (第2報)