【入場無料・人数限定】
茨城県北の未来を担う起業家8人が資金調達を目指す
~“茨城県北ビジネススクール 2021”最終プレゼンテーション~
茨城県北ビジネススクール2021は、約230人が参加した7月の3回のプレ講座を皮切りにスタート。7月31日から始まった本講座では、選考を経て、計21人が受講生として選ばれました。受講生は、既に事業をされている方から、これから事業を考える方まで、多種多様。
これまでの6回の講座を通して、第一線で活躍している起業家や投資家、コンサルタントから直接アドバイスをいただき、茨城県の県北地域でのビジネスの創出・拡大を目指して、自分が本当に「実現したいこと」を探究し、地域課題を解決する持続可能なビジネスモデルを構築するべく、切磋琢磨してきました。
今回は、その受講生の中から選ばれた8人が、自身のビジネスを加速させるため、投資家・事業家にプレゼンテーションを行います。受講生にとってはここからがスタート。皆様の応援をお待ちしております。
【イベント概要】
日 時:2021年12月4日(土)14:00~17:30(受付 13:30~)
会 場:茨城県庁9階講堂 (茨城県水戸市笠原町978番6)
入場料:無料
定 員:100名(定員になり次第受付終了)
申 込:事前にhttps://forms.gle/gqFGzcrXVBzcvYFb9からお申込みください
主 催:茨城県(運営委託:NPO法人まちづくりGIFT)タイムテーブル
14:00~14:30 開会・主催者挨拶(県政策企画部長)
概要説明(まちづくりGIFT 齋藤潤一氏)
審査員紹介
14:30~16:10 受講生のプレゼンテーション
16:10~16:45 受講生1分間フリートーク
16:45~17:30 結果発表・修了証授与
最終プレゼンテーションの見どころ
その1 投資家・事業家による審査
【ゲスト審査員】
・関 悠一郎 氏(ENEOSホールディングス株式会社 未来事業推進部)
・堀口 正裕 氏(TURNSプロデューサー)
・山本 敏行 氏(SEVEN Founder)
その2 来場者の皆様の投票が審査結果に反映
審査員の評価だけではなく、来場者の皆様の投票結果も審査に反映されます。自分が応援したいと思ったビジネスプランに1票を投じてください。
その3 登壇するのは8人だけではありません
最終プレゼンテーションを行う8人のみならず、当日参加する受講生が1分間程度のフリートークを行います。ビジネスプランに関することや、振り返り、今後の目標などを語ります。茨城県北地域の「これから」を一緒に考えてみませんか?
こんな方に来場をおすすめします
・茨城県内で志のある仲間の情報がいち早く得たい方
・茨城県北の起業家とのネットワークを構築したい方
・投資家や事業家が事業を考える時に何を大事にしているか学びたい方
・茨城県内でのまちづくりに興味関心のある方
第1回講座 7月31日(土)
初対面の受講生も多い中での初顔合わせ。ビジネスの基礎からしっかりと学びました。
第2回講座 8月21日(土)・22日(日)
会場を高萩市の「天馬夢」に移し、2日間大自然に包まれた癒しの空間で、自分自身と向き合い「自分が本当に実現したい未来は何か」について考えました。
第3回講座 9月4日(土) 講師:岩佐 大輝 氏(株式会社GRA代表取締役CEO)
一粒1,000円のブランドイチゴ「ミガキイチゴ」を生産する株式会社GRAの代表取締役CEOである岩佐氏から、地域ブランディングを学びました。
第4回講座 9月26日(日) 講師:山田 優大 氏(Full Commit Partners代表パートナー)
ベンチャーキャピタルのFull Commit Partnersの山田氏から、資金調達に向けた事業計画書の作り方について学びました。
第5回講座 10月16日(土) 講師:海野 慧 氏(CarpeDiem株式会社代表取締役)
スタートアップやベンチャー経営幹部向けのエグゼクティブコーチング、コンサルティング等を展開されているCarpeDiem株式会社の代表取締役でプロコーチの海野氏から、事業のゴール設定とマインドセットの重要性について学びました。
第6回講座 11月6日(土) 講師:熊谷 祐二 氏(株式会社アカツキ Heart Driven Fund ヴァイスプレジデント)
現役起業家集団による投資チームHeart Driven Fundで、主にシードステージの企業への支援を行う熊谷氏から、資金調達時に必要なビジネスモデルについて学びました。
講座以外にも自主的にオンラインでも集まり、勉強会を開催しました。
プレゼンテーション登壇者紹介(発表順)
1)大花 佑次(おおはな ゆうじ)
塗料製造会社にて自動車や家電メーカーのデザイナー向けのカラー提案営業に従事。その時の経験から漆の魅力に引き込まれ、漆生産量全国2位の茨城県で漆ビジネスを起こす為、茨城県が委嘱するKENPOKU PROJECT Eのメンバーに選ばれ、2022年1月より始動予定。プラン名:Mercedes Benzを漆黒に包む
プラン概要:漆産業の衰退を自動車への用途展開で解決する
2)尾見 喜信(おみ よしのぶ)
就農7年目きゅうり農家「第二十四回茨城県施設野菜立毛品評会優秀賞」(令和2年)。一般社団法人全国第三者承継推進協会「認定M&Aアドバイザー」。20代は公認会計士事務所に勤務、東日本大震災をきっかけに就農し現在に至る。プラン名:持続可能で多様性ある農業社会をM&A ×プラットフォーム×コミュニティで実現する
プラン概要:後継者不足、労働生産性、耕作放棄地、高齢化などの社会的農業問題から中小企業の後継者問題まで「M&Aプラットフォームと心理的安全性があるコミュニティ」の形成で幅広く解決し、農業に新しい価値と市場を創造します。
3)糸川 正浩(いとかわ まさひろ)
農業1年生。15年間飲食業に携わり、居酒屋・ラーメン屋などで店長業務や新店舗の立ち上げを経験。茨城県の野菜×大好きなカレーを完成させる為、導かれるようにエリックサウスの門を叩く。コロナを機に農業界へ、一次産業から南インドカレーを広めようと目論み中。プラン名:多様性の尊重、菜食文化にカレーでチャレンジeeee!
プラン概要:地元の常陸太田市から多民族、多宗教の国インドカレーをECで販売。食の多様性、過疎地域の課題を解決。
4)ハートマン 彩未(はーとまん あやみ)
東日本大震災後すぐに現地入りし、復興支援団体に勤務。非営利の限界を感じ、被災地でのソーシャルビジネス立上げ運営チームに入る。2019年茨城県北の里山へ移住。3児の母としてフルタイム育児中。プラン名:休耕地を利用したSocial Goodなフラワーファーム
プラン概要:広い土地の管理に苦労するお年寄りを減らし、社会復帰に不安のある子育てママを応援する。休耕地を利用した草花の有機栽培・販売を通してこれらの課題を解決します。人と環境により優しい土地活用アイディアです。
5)藤田 浩一(ふじた こういち)
茨城県日立市で73年続く和菓子店の3代目代表取締役。和菓子技術が認められ2019年に日本初開催の世界博物館会議に参加。日本の和菓子店で唯一和菓子の実演と製造体験を行う。プラン名:最高品質の栗を最高技術の和菓子で世界へ!
プラン概要:農家の農産物の付加価値問題と消費者の魅力的な贈答品の課題を風月堂の技術力で一万円の栗蒸し羊羹で解決します。
6)横山 治輝(よこやま はるき)
茨城県立常陸大宮高等学校 教諭、HIOKOホールディングス株式会社 顧問。元証券会社勤務。日本初の6次産業型高校生株式会社設立。高校と証券会社による包括業務提携を締結後、昨年から高校生が本物の株式投資に取り組み、2021年の内閣府の地方創生大臣表彰を受賞。プラン名:「奥久慈高校生リアルビジネス構想」~高校生と企業が作る教育CITY B—PARK OKUKUJI~
プラン概要:過疎化・高齢化に伴い人口減少の激しい茨城県北地域の3つの高校が連携して、お互いに強みであるビジネス教育に特化した力を学べるリアル教育地域構想です。農業・林業・工業・商業・看護など即戦力の人材の育成と起業家を育成します。
7)倉本 衣織(くらもと いおり)
中央大学社会学専攻卒業、BBT大学グローバル経営学科在学中。家業は農産物卸業。6年間の寮生活やシアトル留学を通してコミュニティ生活を経験。2019年青年海外協力隊としてモザンビークに派遣。農業コミュニティ開発に関わる。帰国後、『米つぶ、プロジェクト』を発足。茨城での農業体験や農泊事業で、若者を地方生活に呼び込む。プラン名:生産者と消費者をつなげる農業ゲーム事業~育てたお米が実物になって自宅に届く稲作体験ゲーム~『米できた!』
プラン概要:楽しく疑似体験ができるゲームという手法を通して、米農家の販路の1つとなるとともに、農業に関心を寄せる若者を増やして農家の職業ブランドを高め、生産者の高齢化と人口減少を解決します。
8)佐野 理恵(さの りえ)
ぶどう栽培家・ワイン醸造家。醸造歴11年。酒造メーカーでのワイン、ビール醸造担当を経て、現在、(株)麦と葡萄にて栽培・醸造サポーターとして活動。ワインエキスパート、ワイン醸造技術管理士の資格保有。プラン名:農産物を醸してワインを造り、人々に提供して楽しめる場を作る
プラン概要:栽培・醸造を通して、果樹農家とのつながりを強化し、消費者向け栽培醸造体験などワイン造りを身近に感じられる場を提供します。同業者と互いに技術向上し、高品質かつ茨城ならではのワインやシードルを造って、茨城にも日本ワイン文化を浸透させます。
ゲスト審査員紹介
◯関 悠一郎 氏
ENEOSホールディングス株式会社 未来事業推進部
1987年群馬県嬬恋村の専業農家に生まれる。自身は2012年早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科を修了後、石油元売会社であるJXTGエネルギー株式会社(当時の東燃ゼネラル石油株式会社)へ入社。7年間、堺、和歌山、川崎製油所を中心にプロジェクトエンジニアリングやプラントエンジニアリング業務に従事。2019年に新規創設された未来事業推進部へ異動し、営農型太陽光発電の普及など通じて低炭素・循環型社会実現に向け取り組んでいる。
紹介記事:https://smart-agri.co/?p=1381
◯堀口 正裕 氏
TURNSプロデューサー / 株式会社第一プログレス代表取締役社長 / 総務省地域力創造アドバイザー
TOKYO FM「SkyrocketCompany スカロケ移住推進部」 「デュアルでルルル♪」ゲストコメンテーター
国土交通省、農林水産省等での地方創生に関連する各委員を務める他、地域活性事例に関する講演、テレビ・ラジオ出演多数、全国各自治体の移住施策に関わる。東日本大震災後、豊かな生き方の選択肢を多くの若者に知って欲しいとの思いから「TURNS」を企画、創刊。地方の魅力は勿論、地方で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。TURNS:https://turns.jp
◯山本 敏行 氏
SEVEN Founder
昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスでEC studio(2012年にChatWork株式会社に社名変更)を創業。2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。2018年ChatWork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証マザーズへ550億円超の時価総額で上場。現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「SEVEN」に注力している。最新著書に「投資家と起業家」がある。
エンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティ「SEVEN」:https://seven.yt