• 茨城県北ローカルベンチャースクール2018
  • HOME
  • 茨城県北ローカルベンチャースクール2018
ibaraki_main01
ibaraki_main02
ibaraki_main03
ibaraki_main04
ibaraki_main05
ibaraki_main06
previous arrow
next arrow

茨城県北活性化プロジェクト

茨城県の県北エリアを舞台に、地域課題をビジネスの力で解決する起業家人財を全5回講座を通じて、育成・支援するプロジェクト。豪華講師陣と共に、学び・つくり・稼ぐ。目指すのは、持続可能な地域社会とコミュニティづくりです。

茨城県の北部に位置し、多くの地域課題を抱える6市町「日立市・常陸太田市・高萩市・北茨城市・常陸大宮市・大子町」が茨城県北エリアです。地域の豊富な資源を活かし、地域の課題をビジネスの力で解決する起業家人財の育成とコミュニティ形成が求められています。

高い熱量で、共に学び、共に成長する仲間づくりを実現することで、茨城県北エリアの活性化を目指す起業家人財育成プロジェクトが「茨城県北ローカルベンチャースクール」です。

「1勝99敗」の精神で、地域課題を解決する稼ぐビジネスを創出。

地域課題を解決するビジネスを生み出すことで、持続可能な地域社会の実現を目指しています。

大切にしていることは、きちんと稼ぐビジネスをつくること。そのために、失敗を恐れず、「1勝99敗」の精神で、チャレンジし続けることが重要です。稼ぐ手法を学び、自分の使命を見つけ、共に成長する仲間を作れるコミュニティづくりを地域の起業家と共に行なっています。過去のビジコン受賞者が、今年はメンターとして講座に参加。起業を目指す上での経験シェアと、地域の中の起業家コミュニティづくりにつながっています。

また、稼ぐ地域ビジネスを実践していく上で、自ら現場にいくことは非常に重要。町歩きをしながら、地域の人にも話を聞き、課題と魅力を掘り起こしました。

プロ講師×全5回講座[ 県北の魅力を発見・磨く・発信 ]

本講座に先立って、東京と茨城で開催されたプレ講座では、80名以上が参加。月間ソトコト「ローカルキャリア特集」で掲載された和田昴憲さんや茨城県北ビジネスプランコンペティションで選出された起業家の方々をゲストに迎え、地方で地域ビジネスを始めるリアルを伝えました。

本講座は、豪華講師陣による講義とワークショップを組み合わせた全5回講座を通じて、起業家のコミュニティづくりとビジネスプランの創出を目指しました。

第1回講座「地域ビジネスのつくり方 (基礎)」
第2回講座(合宿)「フィールドワーク(現場主義とチームづくり)」
第3回講座「起業家精神(ビジョン・ミッション)」
第4回講座「ビジネスプランのつくり方」
第5回講座「ビジネスプランプレゼン」

講師紹介

月刊ソトコト 編集長
指出 一正 氏

月刊『ソトコト』編集長。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、奈良県「奥大和アカデミー」メイン講師をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。
Next Commons Lab代表
林 篤志 氏

1985年生まれ。ポスト資本主義社会を具現化するための社会OS「NextCommonsLab」をつくる。2016年、一般社団法人Next Commons Labを設立。自治体・企業・起業家など多様なセクターと協業しながら、新たな社会システムの構築を目指す。「日本財団 特別ソーシャルイノベーター」に選出(2016)。「Forbes Japan ローカル・イノベーター・アワード 地方を変えるキーマン55人」に選出(2017)。
特例認定NPO法人 e-Education 創業者
税所 篤快 氏

2009年、バングラデシュに渡り、映像授業「e-Education Project」を立ち上げる。2014年世界銀行本部(ワシントン)イノベーションコンペティション最優秀賞を受賞、五大陸での教育革命を掲げ7カ国で活動中。
地域プロデューサー
齋藤 潤一 氏

米国シリコンバレーのITベンチャー企業を経て、地域活性化活動に専念するため宮崎県に移住。全国で人材育成を通じた特産品開発や地域ビジネス創出に取り組む。慶應義塾大学大学院非常勤講師も務める。

活動レポート

最終プレゼンテーションは一般公開

第5回講座となる「最終プレゼンテーション」は、一般公開で行われました。15名の受講生が、自ら作り上げたビジネスプランを発表し、審査委員からの講評を得ました。

【最優秀賞】
『イバフォルニア・プロジェクト グランピングで海辺に革命を!』
小池伸秋さん
【優秀賞】
『健康意識高い系増殖計画』
大川貴世美さん
【奨励賞】
『酪農×教育×コミュニティ創造=8次産業サロン』
柴田一生さん

卒業生・受賞者が活躍中!全国誌に掲載

酒蔵の課題解決と地域活性化に取り組む「SAKE TAXI」
細金寛子さん(国際唎酒師)

海外の富裕層をターゲットに、茨城県北で地域の酒蔵巡りをきっかけとしたインバウンド誘客を実現し、地域活性化を目指そうとビジネスをスタートさせる細金さん。2018年2月10日に開催された県主催の「ビジネスプランコンペティション2017」で最優秀賞を受賞。自身の経験やノウハウを活かし、地域資源である酒蔵をタクシーで巡る旅を提供しながら、県外・海外へ向けた地酒普及のための企画・コンサルティング事業を目指しています。
※月刊「事業構想」2018年11月号に掲載

インタビュー記事はこちら

フォローアップからクラウドファンディングに挑戦!
和田昂憲さん(Tadaima Coffee 代表)

故郷が衰退する状況に危機感を持って、Uターン。TadaimaCoffee(ただいまコーヒー)を開店し、茨城県日立市から社会課題の解決にチャレンジする和田さん。コーヒー豆自体にもこだわりを持ちながら、豆は「ただいま」と言える場所がある社会をつくるというビジョンを実現する1つのツールだと言います。県主催の「茨城県北ビジネスコンペティション2016」で優秀賞を受賞。フォローアップを受け、クラウドファンディングに挑戦し、支援金113万5千円(達成率189%)とファンを獲得。
※月刊「ソトコト」2018年6月号に掲載

インタビュー記事はこちら

著名人からも賞賛と応援の声

一橋大学特任教授・法政大学教授
米倉 誠一郎氏

本当に素晴らしい取り組みだと思います。「日本に元気が無い」と言われますが、そもそも、個人にエネルギーがみなぎっていなければ、社会や国が良くなるわけもありません。そして、地方の1つひとつ、そこに住む1人ひとりがエネルギーに満ち溢れていなければ、海外の成長する地域の湧き上がるエネルギーに勝てるわけがありません。この茨城県北で実施されている起業家・企業家人財育成プロジェクトのような試みが、日本中に広がっていくというのは本当に嬉しいことだと思います。

成功はどこから生まれるかというと、失敗からしか生まれません。まずは、何でもいいからやってみる。「何でもできるよ、僕たちやってみようよ」と、昨日までのやり方をちょっと変えることだけでも大事です。

周囲が “転んだやつを笑わない” ということも重要です。転んだということは歩こうとしたわけです。日本のために、茨城のために、一歩踏み出してくれてありがとうという気持ちに社会全体がならないといけないと思います。

挑戦者だけが、未来をつくるんです。チャレンジすれば、必ず失敗もします。でも、失敗こそ最大のラーニングです。自分で自分を過小評価したメンタルロックをかけずに「自分は何でもできる!」というところに立ち戻って、共に日本を元気にしていきましょう!
Only crazy people can change the world!

月刊「ソトコト」編集長
指出 一正氏

2017年度・2018年度と、講座講師やプレゼン審査員をさせていただき、茨城の起業家を目指す方々と実際にお会いして、茨城県の県北エリアに注目しております。若い起業家のみなさんが続々と誕生されており、ローカルをおもしろくする魅力的な人財がたくさん集まってきていることにもワクワクしています。

地域の中で、起業や新たな働き方にチャレンジする人たちを応援します。そして、茨城県北エリアが、ますます盛り上がっていくことに大変期待しています。
楽しみです!